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2010年8月

「私のシッティング」

8月のシッティングの記録から

ファミリー・サポートの保育記録

「私のシッティング」

クラブデルバンビーノのご利用は5年~10年以上続くことが多いのです。その中でシッターとお子様の間に独自の世界が創り上げられていきます。6年間本棚の上にいたティラノザウルスは、何を見てきたのでしょうか?

(中舘 慈子)

たなの上のティラノザウルス

たなの上のティラノザウルス

記録:M.S.

2人の男の子のお宅、下のBくんが生まれたときから始まったシッティング、もう6年になりました。3歳だったAくんは、黄色が好き、レンジャーごっこが好きで私が遊び相手でした。
10歳になったAくんが「あのころは楽しかったなあ」と、言います。本棚の本は絵本から読み物にとどんどん難しい本に変わって行っているのに、まだ、3歳の時に一緒に作った紙粘土のかたまり!? ティラノザウルスを本棚の上においてあるのです。もう捨てても良いだろうと思われるし、お子様の話によるとご両親は要らないものはどんどん捨てていくということなのに、まだあるのは、きっとAくんが「捨てちゃダメ!!」と言うのかなと推察しています。もっとも今では、「手と足のバランスが悪いなあ」などと自己評価していますけれども。
先日うかがったとき、6歳になったBくんが、「真貝さん、目をつぶって!」と言って、ドアを開けるとソファで巨大な基地が出来ていました。「真貝さんに見せるまで壊してはダメ」とご両親に頼んだのでしょう。
過去にソファをおうち、すべり台などに作り変えて遊んだとき、2人の兄弟は大喜びでした。こういう遊びをしたことを覚えていて「自分ひとりで作ったんだ!」と得意げに話すBくん。立派なソファを子どものためとはいえ、きっとおいやだったでしょうに、何も言わず思い切り遊ばせていただいたご両親に、感謝 感謝です!!

シッターはそのお宅の教育方針を尊重しながら、与えられた時間の中で “忘れられない実のある時間”を作っていくことの出来る仕事なのだ、と思っています。