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2003年9月

子ども達に伝えたい3つの約束

2003年9月号

子ども達に伝えたい3つの約束 中舘慈子

ベビーシッターは、基本的にご家庭の方針に基づいて保育をします。時に、「絶対に子どもをしからないでください。」「決して子どもに『ダメ』という否定的な言葉を使わないでください。」という方針のご家庭もあります。
けれども、そういう育児方針であっても、お子様のために伝えなければいけない「絶対にしてはいけないこと」があると思います。9月に350人のシッターに、子ども達に伝えなければならない「絶対にしてはいけないこと」は何ですか?とアンケートを取ってみました。次は、アンケート結果も含めてファミリー・サポートで考えた「子ども達に伝えたい3つの約束」です。

1 命に関わるようなことをしてはいけません

事故につながるような危険な行動をしてはいけない。たとえば、道路に飛び出す・熱い物や危険なものを触ろうとする・火遊びや家事につながるような行為をするなど。

2 他者(動物・品物も含む)を傷つけてはいけません

他者に暴力をふるってはいけない。叩いたり蹴ったり噛みついたりする・物をぶつけたりするなど。
他者の心を傷つけてはいけない。「ぶっ殺してやる」「死ね」等の言葉や差別的な言葉をつかうなど。
動物を傷つけたり、虐待したりしてはいけない。
わざと大切な品物を壊したり書類を破ったりしてはいけない。

3 社会のルールを守らなくてはいけません

公共の場で騒いではいけない。
公共の場を汚してはいけない。電車の中にゴミを捨てる・つばをはく・など。
人のものを盗んではいけない。
2歳くらいのお子様には、たとえばいつもより大きな声で注意したり、熱いものはやけどしない程度のものを触らせたりして「あつい!!」と教えます。
3歳を過ぎた頃からは、少しずつ「絶対にしてはならないことがあること」「社会にはルールがあること」を理由も含めて伝えるようにします。
もちろん、体罰は決してしないようにします。「ダメ」という言葉も使わないようにします。
そして、お子様のために大人が「本気」で向かい合っている気持ち、本当にお子様に愛情を持っているので「約束すること」を伝えたいと思います。
2歳くらいのときから心に刻み込まれた「約束」が、子ども達が成長したときにも心の中に生き続けてくれることを心から願っています。