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2007年1月

子どもが学校に行きたくないというとき

2007 年 1月号
 
『子どもが学校に行きたくないというとき』
            
中舘  慈子

お子様はいろいろな形で心のメッセージを伝えようとします。たとえば、小学 1年生が涙をためて「学校に行きたくないの。」と言った時にどう対応されますか?    「何言っているの。早く学校に行きなさい。」「またさぼろうとしているのね。怠けていてはだめよ。」「そんなにいやならやめちゃいなさい。」などとつい言ってしまうことはないでしょうか?  お子様は「ママも自分の気持ちをわかってくれない。」と思って口を閉ざしてしまうかもしれません。
 
「そう。何か行きたくないわけがあるのね。ママに話してみてくれる?」と優しく聞いてみたり「そう。何かいやなことがあるの?」と直接的に聞いてみたりする方法もあるでしょう。そうすれば、お子様は「ママは自分の行きたくない気持ちをわかってくれた。」と感じ、心を開いてくれるのではないでしょうか。「実はいじめっこがいるの。」というかもしれません。あるいは「先生が授業中無視して、手を挙げてもさしてくれないの。」と言うかもしれません。なかなか答えてくれないお子様もいるかもしれませんけれども・・・。  

どんな場合にも、親は子どもの味方で子どもを信じているというメッセージを伝えてください。たった一人でも本当に信じてくれる人、本当の味方がいれば、子どもは自分自身を大切にしようと思うに違いありません。少し時間がかかるにしても・・・。