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子育てエッセイ

「コンビスマイル株式会社」としてのスタートに向けて 中舘 慈子

永い間「株式会社ファミリ-・サポート」をご愛顧いただきましたことに深く感謝申し上げます。
2020年4月から、コンビグループの一員としての新しい決意を込めて、「コンビスマイル株式会社」と社名変更をします。
「子育て中のご家庭を温かくサポートし、夢と希望に満ちた次世代を育みます。」という創業以来の理念に基づき、
ご利用者、お子様の笑顔につながるサービスを提供してまいります。
今後とも一層のご支援をよろしくお願い申し上げます。

株式会社 ファミリー・サポート 創設者 中舘 慈子

 

株式会社ファミリー・サポートの歩み

~新しいスタートに向けて26年間を振り返ってみました~

1994年 渋谷区代々木に株式会社ファミリー・サポート設立

    青山「こどもの城」で50人のベビーシッター養成

1998年 「ベビーシッターが育む21世紀 -ファミリーサポートへの道―」を出版

2000年 小田急線新百合ヶ丘駅近くに幼児教育施設「カーサ デル バンビーノ」開園(2015年閉園)

2001年 レッジョチルドレン主催 イタリア人対象「レッジョエミリア 学びと交流の日々」に参加

2004年 川崎駅近くの商業施設内に「カーサ デル バンビーノ ラ チッタデッラ園」開園(2012年閉園)

2005年 一般労働者派遣事業開始

2006年 渋谷区「にこにこママ」受託、杉並区「子育て応援券」取扱事業者となる

2009年 有料職業紹介業開始

2014年 学士会館において20周年記念イベント開催

2015年 東京都に認可外保育施設届け出

2016年 代表取締役社長に宮﨑晃就任

2019年 コンビ株式会社100%出資の子会社となる

2020年 代表取締役社長に松浦康詞就任 

    取締役会長に中舘慈子就任 

4月  社名を「コンビスマイル株式会社」に変更   

 

 


 

 

「長くつ下のピッピ」とリンドグレーン 中舘 慈子

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世界一つよい女の子、左右色の違う長くつ下をはいたピッピのお話を子どものころに読んでわくわくした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
自由奔放で社会の常識にとらわれないピッピは、ほかの人と違うことも自分の個性、
といつも前向き。
小学生にぜひ読んでほしい心躍る物語です。
1941年の冬、病気の娘を元気づけるためにアストリッド リンドグレーンが語り聞かせたお話が
「長くつ下のピッピ」です。

1月に岩波ホールで「リンドグレーン」の映画を見ました。
「長くつ下のピッピ」は子どもたちによく読み聞かせましたが作者の数奇な人生については
全く知りませんでした。

スウェーデンの小さな町で生まれ育ったアストリッドは才気あふれる活発な少女でしたが、
19歳で未婚の母となりデンマークで産んだ男の子を養母に預けることになります。
しかし愛情深い養母が病に倒れ、3歳になった息子を引き取ります。
心を開かず泣き続ける息子。
そのとき3歳の子どもの心の中は大人に対する不信感でいっぱいだったのでしょう。
百日咳になって苦しむ息子にアストリッドが語りかけたのが、
自分が子どものころ笑い転げて楽しんでいた子どもの世界のお話でした。
わくわくする物語は固く閉ざした子どもの心のドアを開くことができたのです。

 

 
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私は私のなかにいる子どもを喜ばせるために書いてきたの。

それをほかの子どもも同じように楽しんでくれるといいな、

と思っただけ。

~アストリッドの言葉から~

 

 

"Respect" and "Being Respected"

“Respect” and “Being Respected”   相手を尊敬し、尊敬される存在になろう

中舘 慈子   

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コンビグループの行動基準のひとつに「相手を尊敬し、尊敬される存在になろう」“Respect”and“Being Respected”という一文があります。
私は特にこの行動基準を日々の生活の中でも心掛けたいと考えています。

今年はいよいよオリンピックイヤー。
「挑戦に、リスペクトを。」これはNHK2020パラリンピックのキャッチコピーです。

「世界は、多様な人々が集まってできている。誰ひとりとして同じではない。
考えも、立場も、生きてきた背景も違う。そんな人たちが共存するために一番大切なのが、相手を尊重するというリスペクトの気持ちだと思う。
2020年。みんなが人間の素晴らしさを再発見するこの年に。あらためて心に刻もう。すべての人間が生まれながらに尊重されるべきだということを。
分断も。差別も。対立も。互いに認め合う気持ちさえあれば超えられる。競い合うばかりでなく、高めあうことで持続可能な未来は作れる。
いつだってリスペクトの連鎖が、この世界を前へ進めてきたのだから。」(NHKのHPより引用)

「相手を尊敬し、尊敬される存在になろう」“Respect” and “Being Respected”
2020年、子育て支援の企業として、縁あるすべての人たちとのかかわりの中で、この行動基準を常に念頭に置きながら歩んでいきたいと思います。
豊かで夢のある未来のために。

 

自己肯定感を高める子育ての本 中舘 慈子

 

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アドラー流子育てベーシックブック

著者 キャサリン・J・ボルス

訳者 塚越悦子

発行所 株式会社サウザンブックス社

 

アメリカで30年以上も使われてきた時代に左右されない子育ての基本原理 アドラー心理学に基づいた「子育ての講座」のテキストの日本語版が完成しました! 翻訳者は私の知人で三人の男の子のお母さんです。


子どもがうっかりカーペットにジュースをこぼしてしまった。そんなにたいしたことでもないのに、どうしてこんなにイライラしてしまうんだろう? この前、同じようなことがあったときは、それほどイライラしなかったのに・・・。セルフケアの時間を十分にとる余裕がないと、イライラしたり、 うんざりしたり、憂鬱になったり、ときには病気になったりします。自分だけの時間が30分でもとれたのは、いつだったでしょうか?

この本の冒頭にある文です。

私も「30分で良いから一人でコーヒーを飲みたい・・・」という願いにとらわれていた子育ての時代がありました。

子育てをするときに必要なのは実は保護者の「セルフケア」であることと、日々の生活で子どもの対応に困ったときの対応を具体的に教えてくれる本です。

「自己肯定感を高める子育て」(自立した子どもに育つ5ステップ)の1番目として
親と子の間で、愛情に結ばれた、お互いを尊重する関係性を構築し、維持する とあります。
 “Respect”andBeing Respected”はコンビグループのaction88つの行動指針)の一つでもあります。
「相手を尊重し自分も尊重される存在でいよう」という人間関係を築く原点は「親を尊重し、子どもが親を尊重する」ことです。
この本からその具体的な方法についても学べることでしょう。

 

子どもの自己肯定感

「日本の子どもの自己肯定感、積極性、自尊感情は、海外の子どもに比べて低い」と言われています。図表1は、「高校生の生活と意識に関する調査」(国立青少年教育振興機構2015)によるもので、「とてもそう思う」「まあそう思う」を合わせて72.5%の日本の高校生が「自分はダメな人間」だと思うことに驚きます。

 「自己肯定感」の基礎は乳幼児期の人とのかかわりの中で育まれる、と言われています。否定的な言葉「あなたはダメなんだから」「あなたが生まれたから思うように仕事ができない」ではなく肯定的なメッセージ「ありのままのあなたが大好き!」「生まれてきてありがとう。おかげでとても幸せ!」などを送り続けることが自己肯定感を高めることにつながるというものです。

しかし学校生活で、子どもは友達、時には先生から否定的な言葉や態度を受けることがあります。繰り返される否定的なメッセージに「自分はダメな人間だ」と思い込むこともあるでしょう。

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 文部科学省では2014年ごろから「学校生活の中で、児童生徒の一人一人のよい点や可能性を見付け評価する(褒めるなど)取組を行う」主体的な学習を始めました。 図表4にあるとおり、小学生・中学生の自己肯定感は年度ごとに高くなって、学校教育の成果が表れています。

子どもを支えるのは乳幼児期にしっかりと築かれた「自己肯定感」です。しかし何かのきっかけで子どもの自己肯定感が崩れそうになったとき、「いつも信じているよ!」「あなたの存在そのものが価値のあるもの」というメッセージを送り続けることで「自分はかけがえのない存在だ」と一人一人の子どもたちが自信を持てる未来につながるような気がします。

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創設者  中舘 慈子

 

 

 

 

 

 

 

25周年全社研修から その2(周年勤続者表彰)

5周年を迎えた時に始めた勤続者表彰です。会社が5年継続した感動と、勤務を続けてくださった保育スタッフへの感謝の想いで胸がいっぱいになったことを覚えています。
今年はついに25年勤続者Y.Nさんを表彰することになりました。会社と共に歩んできた皆様一人一人にに感謝の気持ちを伝えました。

また、25周年記念エッセイ集を作成しました。保育スタッフから寄せられたエッセイの中で一番多かったテーマが「幸せにつながるベビーシッターの仕事」でした。保育スタッフはどんなに大きな喜びや幸せな気持ちをお子様から頂いていることでしょう! この気持ちが保護者の皆様やお子様の笑顔につながって、どんどん広がっていきますように。                                         中舘 慈子

 

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25年勤続者

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20年勤続者

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15年勤続者
 
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10年勤続者

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5年勤続者

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25周年記念エッセイ集

 

25周年全社研修から その1

晴天に恵まれた9月29日、約100名の社員・保育スタッフが新宿ファーストウエストの会場に集い、25周年全社研修が開催されました。

令和元年、2019年は、㈱ファミリー・サポートが本格的にコンビグループの一員となった年です。

「赤ちゃんを育てることが、楽しく幸せだと思える社会を作る」というブランドビジョンを持つコンビグループに

「子育て中のご家庭を温かくサポートし夢と希望に満ちた次世代を育みます」という企業理念を持つ(株)ファミリー・サポートが加わり

子育てをしているご家族、お子様の未来のためにさらに飛躍をしていきましょう、という想いを共有した全社研修となりました。

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コンビグループ社員、㈱ファミリー・サポート社員、保育スタッフが一堂に会して記念写真

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コンビグループ社員と
㈱ファミリー・サポート社員のトーク

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コンビグループについての説明

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ワイガヤタイム
保育スタッフ同士の想いの共有

 

 


 

海の中には 母がいる

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海よ、

僕らの使ふ文字では、

お前の中に母がゐる。

そして母よ、

仏蘭西人の言葉では、

あなたの中に海がある。

三好 達治「郷愁」より

 

 フランス語では、母はMère 海はmerと言います

 

無性に海を見たくなる時がありませんか? 私は海辺で寝そべって波の音を聞いていたり、浅瀬で波に揺られていたりするとこんな時間がいつまでも続いていたら、と思います。波の音は胎内で聴いていた音であり、海にぷかぷか浮かぶ感触は胎内の浮遊感に似ているからかもしれません。

海の音はリラクゼーション効果、海の空気にはマイナスイオンがいっぱい、海水や海藻にはミネラルが含まれ、海の泥はデトックス効果もあると言われます。海は健康の源に満ち溢れています。タラソセラピー(海洋療法)という海の資源で心身をいやす療法は19世紀末のフランスで始まったそうです。現代の健康科学では海を健康資源として活用する研究が行われています。

もちろん、子どもたちは海が大好きです。勢いよく波に向かっていく子、一度浴びた波にこりて砂浜で砂山づくりに励む子など様々ですが、身も心も喜びにみなぎっています。この夏の一日でもよいので、ご家族で海に行き、子どもたちばかりでなく、ご両親も身も心も癒されるひとときを過ごされてみてはいかがでしょうか? 胎内の心地よさに戻って・・・。

 そういえば「海」という字の中には「母」がいます。創業者 中舘 慈子

                      

赤ちゃんとのふれあい授業

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この数年、東京成徳短期大学教授の寺田清美先生が続けている「赤ちゃんとのふれあい授業」に参加しています。
事前に赤ちゃんについて学習した中学生約100人がお母さんと赤ちゃん約10組と実際にふれあう体験をする授業です。

赤ちゃんを見て「かわい~い!」と歓声を上げる生徒、「いいです・・・」と逃げ腰の生徒など、さまざまです。
ファシリテーター役をする私は何とか全員に赤ちゃんとふれあう体験をしてもらいたいと思い、
消極的な生徒には「足だけさわってみようか? どんな感触かな?」などと言葉かけをします。
どちらかと言えば消極的だった男子や一人っ子も、
体験をしたあとに行ったアンケートから
「かわいい」「あたたかい」「笑顔になれた」「親への感謝の気持ちがわいた」「将来赤ちゃんがほしい」
というポジティブな思いに変化したことが伝わってきました。
「赤ちゃんは、人を笑顔にするすごい力を持っているのだと思った!」 という感想もありました。

将来、母親 父親になる可能性を持つ生徒たちと赤ちゃんが実際にふれ合う機会をもつことで、
思いやりの心や命を大切にする気持ちが育まれ、あたたかい未来につながっていくのだと思います。

      
 創業者  中舘 慈子

勝手に赤い畑のトマト 

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親は子を育ててきたと言うけれど

勝手に赤い畑のトマト 

俵 万智

歌集「たんぽぽの日々」より

 

庭の片隅にミニトマトの小さな苗を植えたのは5月の初めでした。今は真っ赤な実がつやつやと光っています。私がしたことは、土に肥料を入れ、水をやり、見守り、伸びてきた茎が倒れないように支柱を2本立てたことだけです。

歌人、俵万智さんは河合隼雄先生(心理学者 2007年没)の次の言葉に感銘を受けたそうです。「教育っていう言葉を我々はつかっていますが、教えることのほうに比重がかかりすぎてはいませんか。育てることにも、力を注がなくては」「そして『育てる』というのは、子どもが育つのを手助けするという意味なんです」

俵さんは「子どもが、自分の人生を充実して生きていけるようになるまで、どんな手助けができるだろうか。今、私も一人の親として、自戒しながら自問している」と、述べています。

 トマトの実が勝手に赤くなるように、子どもも「育つ力」を持っています。保育スタッフも、見守り、手助けしながら子どもの育つ力を伸ばすという姿勢を常に持ち続けるようにしたいと思います。             中舘 慈子