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子育てコラム

子どもの自己肯定感

「日本の子どもの自己肯定感、積極性、自尊感情は、海外の子どもに比べて低い」と言われています。図表1は、「高校生の生活と意識に関する調査」(国立青少年教育振興機構2015)によるもので、「とてもそう思う」「まあそう思う」を合わせて72.5%の日本の高校生が「自分はダメな人間」だと思うことに驚きます。

 「自己肯定感」の基礎は乳幼児期の人とのかかわりの中で育まれる、と言われています。否定的な言葉「あなたはダメなんだから」「あなたが生まれたから思うように仕事ができない」ではなく肯定的なメッセージ「ありのままのあなたが大好き!」「生まれてきてありがとう。おかげでとても幸せ!」などを送り続けることが自己肯定感を高めることにつながるというものです。

しかし学校生活で、子どもは友達、時には先生から否定的な言葉や態度を受けることがあります。繰り返される否定的なメッセージに「自分はダメな人間だ」と思い込むこともあるでしょう。

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 文部科学省では2014年ごろから「学校生活の中で、児童生徒の一人一人のよい点や可能性を見付け評価する(褒めるなど)取組を行う」主体的な学習を始めました。 図表4にあるとおり、小学生・中学生の自己肯定感は年度ごとに高くなって、学校教育の成果が表れています。

子どもを支えるのは乳幼児期にしっかりと築かれた「自己肯定感」です。しかし何かのきっかけで子どもの自己肯定感が崩れそうになったとき、「いつも信じているよ!」「あなたの存在そのものが価値のあるもの」というメッセージを送り続けることで「自分はかけがえのない存在だ」と一人一人の子どもたちが自信を持てる未来につながるような気がします。

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創設者  中舘 慈子

 

 

 

 

 

 

 

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