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子育てコラム

"Respect" and "Being Respected"

“Respect” and “Being Respected”   相手を尊敬し、尊敬される存在になろう

中舘 慈子   

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コンビグループの行動基準のひとつに「相手を尊敬し、尊敬される存在になろう」“Respect”and“Being Respected”という一文があります。
私は特にこの行動基準を日々の生活の中でも心掛けたいと考えています。

今年はいよいよオリンピックイヤー。
「挑戦に、リスペクトを。」これはNHK2020パラリンピックのキャッチコピーです。

「世界は、多様な人々が集まってできている。誰ひとりとして同じではない。
考えも、立場も、生きてきた背景も違う。そんな人たちが共存するために一番大切なのが、相手を尊重するというリスペクトの気持ちだと思う。
2020年。みんなが人間の素晴らしさを再発見するこの年に。あらためて心に刻もう。すべての人間が生まれながらに尊重されるべきだということを。
分断も。差別も。対立も。互いに認め合う気持ちさえあれば超えられる。競い合うばかりでなく、高めあうことで持続可能な未来は作れる。
いつだってリスペクトの連鎖が、この世界を前へ進めてきたのだから。」(NHKのHPより引用)

「相手を尊敬し、尊敬される存在になろう」“Respect” and “Being Respected”
2020年、子育て支援の企業として、縁あるすべての人たちとのかかわりの中で、この行動基準を常に念頭に置きながら歩んでいきたいと思います。
豊かで夢のある未来のために。

 

自己肯定感を高める子育ての本 中舘 慈子

 

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アドラー流子育てベーシックブック

著者 キャサリン・J・ボルス

訳者 塚越悦子

発行所 株式会社サウザンブックス社

 

アメリカで30年以上も使われてきた時代に左右されない子育ての基本原理 アドラー心理学に基づいた「子育ての講座」のテキストの日本語版が完成しました! 翻訳者は私の知人で三人の男の子のお母さんです。


子どもがうっかりカーペットにジュースをこぼしてしまった。そんなにたいしたことでもないのに、どうしてこんなにイライラしてしまうんだろう? この前、同じようなことがあったときは、それほどイライラしなかったのに・・・。セルフケアの時間を十分にとる余裕がないと、イライラしたり、 うんざりしたり、憂鬱になったり、ときには病気になったりします。自分だけの時間が30分でもとれたのは、いつだったでしょうか?

この本の冒頭にある文です。

私も「30分で良いから一人でコーヒーを飲みたい・・・」という願いにとらわれていた子育ての時代がありました。

子育てをするときに必要なのは実は保護者の「セルフケア」であることと、日々の生活で子どもの対応に困ったときの対応を具体的に教えてくれる本です。

「自己肯定感を高める子育て」(自立した子どもに育つ5ステップ)の1番目として
親と子の間で、愛情に結ばれた、お互いを尊重する関係性を構築し、維持する とあります。
 “Respect”andBeing Respected”はコンビグループのaction88つの行動指針)の一つでもあります。
「相手を尊重し自分も尊重される存在でいよう」という人間関係を築く原点は「親を尊重し、子どもが親を尊重する」ことです。
この本からその具体的な方法についても学べることでしょう。

 

子どもの自己肯定感

「日本の子どもの自己肯定感、積極性、自尊感情は、海外の子どもに比べて低い」と言われています。図表1は、「高校生の生活と意識に関する調査」(国立青少年教育振興機構2015)によるもので、「とてもそう思う」「まあそう思う」を合わせて72.5%の日本の高校生が「自分はダメな人間」だと思うことに驚きます。

 「自己肯定感」の基礎は乳幼児期の人とのかかわりの中で育まれる、と言われています。否定的な言葉「あなたはダメなんだから」「あなたが生まれたから思うように仕事ができない」ではなく肯定的なメッセージ「ありのままのあなたが大好き!」「生まれてきてありがとう。おかげでとても幸せ!」などを送り続けることが自己肯定感を高めることにつながるというものです。

しかし学校生活で、子どもは友達、時には先生から否定的な言葉や態度を受けることがあります。繰り返される否定的なメッセージに「自分はダメな人間だ」と思い込むこともあるでしょう。

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 文部科学省では2014年ごろから「学校生活の中で、児童生徒の一人一人のよい点や可能性を見付け評価する(褒めるなど)取組を行う」主体的な学習を始めました。 図表4にあるとおり、小学生・中学生の自己肯定感は年度ごとに高くなって、学校教育の成果が表れています。

子どもを支えるのは乳幼児期にしっかりと築かれた「自己肯定感」です。しかし何かのきっかけで子どもの自己肯定感が崩れそうになったとき、「いつも信じているよ!」「あなたの存在そのものが価値のあるもの」というメッセージを送り続けることで「自分はかけがえのない存在だ」と一人一人の子どもたちが自信を持てる未来につながるような気がします。

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創設者  中舘 慈子

 

 

 

 

 

 

 

赤ちゃんとのふれあい授業

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この数年、東京成徳短期大学教授の寺田清美先生が続けている「赤ちゃんとのふれあい授業」に参加しています。
事前に赤ちゃんについて学習した中学生約100人がお母さんと赤ちゃん約10組と実際にふれあう体験をする授業です。

赤ちゃんを見て「かわい~い!」と歓声を上げる生徒、「いいです・・・」と逃げ腰の生徒など、さまざまです。
ファシリテーター役をする私は何とか全員に赤ちゃんとふれあう体験をしてもらいたいと思い、
消極的な生徒には「足だけさわってみようか? どんな感触かな?」などと言葉かけをします。
どちらかと言えば消極的だった男子や一人っ子も、
体験をしたあとに行ったアンケートから
「かわいい」「あたたかい」「笑顔になれた」「親への感謝の気持ちがわいた」「将来赤ちゃんがほしい」
というポジティブな思いに変化したことが伝わってきました。
「赤ちゃんは、人を笑顔にするすごい力を持っているのだと思った!」 という感想もありました。

将来、母親 父親になる可能性を持つ生徒たちと赤ちゃんが実際にふれ合う機会をもつことで、
思いやりの心や命を大切にする気持ちが育まれ、あたたかい未来につながっていくのだと思います。

      
 創業者  中舘 慈子

勝手に赤い畑のトマト 

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親は子を育ててきたと言うけれど

勝手に赤い畑のトマト 

俵 万智

歌集「たんぽぽの日々」より

 

庭の片隅にミニトマトの小さな苗を植えたのは5月の初めでした。今は真っ赤な実がつやつやと光っています。私がしたことは、土に肥料を入れ、水をやり、見守り、伸びてきた茎が倒れないように支柱を2本立てたことだけです。

歌人、俵万智さんは河合隼雄先生(心理学者 2007年没)の次の言葉に感銘を受けたそうです。「教育っていう言葉を我々はつかっていますが、教えることのほうに比重がかかりすぎてはいませんか。育てることにも、力を注がなくては」「そして『育てる』というのは、子どもが育つのを手助けするという意味なんです」

俵さんは「子どもが、自分の人生を充実して生きていけるようになるまで、どんな手助けができるだろうか。今、私も一人の親として、自戒しながら自問している」と、述べています。

 トマトの実が勝手に赤くなるように、子どもも「育つ力」を持っています。保育スタッフも、見守り、手助けしながら子どもの育つ力を伸ばすという姿勢を常に持ち続けるようにしたいと思います。             中舘 慈子

 

令和元年  

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令和元年を迎えました。「令和」の出典は万葉集であり、「春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人ひとりが明日の希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した」(日本経済新聞42日号より)と首相は述べました。ちなみに「令和」の名付け親と言われる中西進先生は高校時代に万葉集を学んだ恩師です。先生は「万葉集は令(うるわ)しく平和に生きる日本人の原点です。」と述べています。(ちくま学芸文庫より)
 令和は「REIWA」と書いてもバランスが良く、声に出すと美しい響きがあります。どんな時代になるでしょうか。

2020年にはオリンピック、パラリンピックが開かれ世界中の人々が日本に集まります。令和はよりグローバルな時代になると思います。子どもたちは国際社会に向けて視野が大きく広がっていくことでしょう。語学ができることはもちろん必要ですが、真の国際人とは「日本を知っている人」「日本の文化を語れる人」だと思います。

令和の時代、子どもたちが自信を持って日本を語り、それぞれが咲き誇る花のように輝くことのできる平和な時代であるようにと願っています。

 

お子様たちへ

令和の世強くしなやかに生き抜こう
君しかできないことがあるから

 中舘 慈子(なかだてやすこ) 創業者